いつもご利用ありがとうございます。
カスタマーサポートのHです。
この度、ハナテラスでは法人向け贈答用のプリザーブドフラワー商品の取り扱いをスタートいたしました。
現在はお届け先でも使いやすい3種類のボックスタイプデザインでご提供しております。
今後、皆様のご要望にお応えしながら、デザインを増やしていければと思っておりますので、是非日頃の贈り物選びのラインナップに加えていただけますと幸いです。
今でこそメジャーな花材になったプリザーブドフラワーですが、実際どんな性質の商品なのか?というのは、よくご存じでない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「今更聞けないプリザーブドフラワーの話」として、贈り物選びの参考にもなるお話をお書きしたいと思います。
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そもそも「プリザーブドフラワー」って何?
プリザーブドフラワーとは・・・
生きた花を薬液(脱水剤)に浸し、細胞の中の水分を取り除いたあと、染色液と保存液に浸して、花の形(細胞の形)を崩さずに長期保存と観賞ができる様に加工した花や葉の事
製品として販売されたのは1991年。フランスのヴェルモント社が特許を取得し、販売を始めました。日本には1993年に紹介され、その後普及していった歴史があります。
植物の保存に関しての技術は、研究目的のものも含めると様々あるのですが、プリザーブドフラワーの大きな特徴は「観賞ができる状態で保存する」という点です。
染色液の色を変えれば、自然界の花ではまだ存在していない色合いの花を作り出すことができるので、表現の幅を広げる事ができます。
最近ではアーティフィシャルフラワー(造花)のクオリティも上がってきていることもあり、プリザーブドフラワーの繊細さとアーティフィシャルフラワーのリアリティを合わせて、更にデザイン性が高い「長く楽しめる花」が普及しています。
プリザーブドフラワーギフトのいいところ
観賞環境にもよりますが、2~3年は綺麗な状態を保てるので、お届け先で長く活用していただけます
水を使わないフラワーギフトなので、持ち運びがしやすく、お届けした後の移動も簡単に行えます。
生の植物につきものな、「水やり」や「枯れ葉・枯れ花を取り除く」などのお世話がいらないので、気楽に長く飾っていただけます。
長期に渡って飾る場合は定期的に埃を払ったりするのをおすすめしています。
法人贈答の生花アレンジとプリザーブドフラワーを比較してみました
お祝いのお花選びでプリザーブドフラワーとよく比較されるのが、生花のフラワーアレンジメントです。
それぞれに特性がありますので、お祝いの内容や用途に応じてお選びいただくことをおすすめしています。
プリザーブドフラワー | フラワーアレンジメント(生花) | |
---|---|---|
観賞期間の目安※ | 目安2~3年 | 目安5日~1週間(夏場はもっと短い場合がございます) |
大きさ | 卓上サイズ。狭い場所でも飾れます。 | 床置きサイズでの作成も可。花の種類を調整する事で大きくお作りする事もできます。 |
デザイン | 自然界に存在していない色の花で表現が可能。 成長しないのでデザインも崩れません。 |
植物の枝葉の形を生かしてデザインが可能。 お花終わりに近づくにつれてデザインが崩れていきます。 |
使える花の種類 | プリザーブド加工ができる種類に限られる為、生花よりも種類のバリエーションは少ないです。 プリザーブドフラワーにない花材は造花を代用する場合もあります |
市場に出回っている様々な種類・大きさの花や葉が使えます。 |
長く楽しむためにおすすめの置き場所 | 直射日光と湿気を避けた場所 | 気温が比較的低い場所 |
お手入れ | 気になったら埃を払う | 水やりをする・痛んだ花を取りのぞく |
※どちらの商品も最適な環境(プリザーブド:湿気のない場所、生花:気温が低い環境)に設置し、お手入れをしっかりとした場合で想定しております
プリザーブドフラワーを贈る時の注意事項
湿気が高くなる場所へのお届けはおすすめできません
プリザーブドフラワーは湿気が苦手です。(色ぬけが早くなる原因にもなります)
湿度が高くなりがちな場所へのお届けはお花保ちが悪くなる場合があるのでご注意ください。