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皆様のオフィスやお店に、御祝で胡蝶蘭が届いた経験はありませんか?胡蝶蘭の世話をしていると愛着が湧いてくるかと思います。今回は胡蝶蘭お手入れのポイントから、お花が咲き終わった後にも大切に飾る方法をご紹介します。
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基本情報
【胡蝶蘭/コチョウラン】
学名:Phalaenopsis
科名:ラン科
属名:ファレノプシス属
原産地:東南アジア
御祝の胡蝶蘭はお水のあげ過ぎに要注意
本来、季節に合わせたお水やりですと、夏場は毎日しっかりお水やりをして、鉢の中でお水を循環させます。
逆に冬場は控えめのお水やりで、鉢の中を乾いた状態にしましょう。
というのが一般的に言われる胡蝶蘭のお水やりです。
ですが、御祝で頂いた際は、その通りにすると大変な事が起きます。
ラッピングで飾っている場合、その中には防水フィルムが入っているのですが、お水をためる容量は少ししかありません。
お水をあげすぎると、防水フィルムからあふれ出てきて、飾っている場所を汚したり、密閉されたラッピングの中にたまり続けたお水が腐ってしまう事もあります。
なので、御祝の胡蝶蘭は控えめのお水やりで、鉢の表面を濡らす程度に管理するのがおすすめです。
御祝の期間が過ぎた後は?
胡蝶蘭が届くと入り口などの見栄えしやすい所に飾ることが多いかと思います。
しばらく飾って、移動をしようというタイミングがあるかもしれません。
その時おすすめしたいのが、ラッピングを取り外す事です。
ラッピングを取り外すと、鉢の中の風通しがよくなります。
胡蝶蘭に新鮮な空気を与えることが出来て、胡蝶蘭にとって良い環境が整います。
水受け皿をご用意できると、水漏れの心配のなく、安心して飾ることが出来ます。
胡蝶蘭は、早く咲いたお花から少しずつ落ちてきてしまいます。
せっかくの御祝なので、寂しい気持ちにもなりますが、生きたお花ですので、こればかりは仕方ない事です。
出来る限り環境を整えて、長持ちをさせてみませんか。
オフィスでお花が咲きやすい時期は?
胡蝶蘭のお届けに行くと、育て方や、置き場所の事で、お話をする機会が多くあります。
よく聞かれる内容に、「もう一度咲くの?」「どの時期に咲くの?」などがあります。
もちろん胡蝶蘭は上手に育てることが出来れば、二度三度と花を咲かせて、見る人を楽しませてくれます。
花が咲く時期ですが、オフィスの室内環境では、冬から春に咲くことが多いです。夏に活発に成長し、秋に気温が落ち着くのをキッカケに、花芽が伸び始めます。
冬は本来なら休眠期ですが、オフィス内は暖房が動き出しますので、休眠せずに花を咲かせるなんてこともあります。
置き場所や、気候の条件などで左右され、一概には言えませんが、なんでこんな時期に?というのは、オフィス内の管理された環境によるものだと思われます。
胡蝶蘭を自宅でも楽しもう
胡蝶蘭のお花が終わって、この後どうしよう?と悩んで居る方。せっかくなら株分けをして、自宅に持ち帰って飾ってみてはいかがでしょうか?
御祝のままの大きな鉢ですと、置く場所に困るかもしれませんが、株分けをすればツヤツヤの葉が可愛らしい観葉植物に様変わりします。2
鉢から取り出すのは、とても簡単
大きな鉢のままだと、どこから手をつければよいか分からないかもしれません。御祝の胡蝶蘭は生産農家では一株ずつ育てています。
花が咲いた株を出荷する時に三本、五本と組み合わせて、皆様の知っている姿になります。
ですので、株分けをするのは、組み合わせる作業を逆に行うだけなので、想像するより簡単に行えます。
ラッピングを取り外して、お花を支える支柱を抜きます。
胡蝶蘭はそれぞれ独立して植わっていますので、少し力を加えて引っ張ると簡単に鉢から取り出すことが出来ます。
ポイントは支柱を抜く際に、固定に使われているテープ等を丁寧に取ることです。
無理やり引っ張てしまうと胡蝶蘭に傷がついてしまう事もありますのでご注意ください。
植替えのポイントは、根を大切にすること
大きな鉢から取り出したら、お気に入りの鉢に植え替えをしてあげましょう。
通気性の良い、素焼きや陶器の鉢があると良いです。最近は流木に固定する方法も人気があります。
植え替えをする際に気をつけて頂きたいのが、土を使わず、水苔やウッドチップを使用する事です。
細菌の影響を受けやすい胡蝶蘭は、清潔を好みますので、可能であれば新しいものを使用してください。
また、植え替えの際には根の選別も重要です。傷んだ根をそのままにすると、病気の原因になります。
腐って黒ずんでいる根や、枯れてスカスカになっている根があれば、ハサミを使って丁寧に取り除いてください。
自宅で胡蝶蘭を楽しむには
株分けと植え替えをした胡蝶蘭。
大きな鉢に植わっている時と比べて、手を加えた分、愛着もさらに増してきているかと思います。自宅でも元気に育っていくことを願うばかりです。
そこで、気をつけたいのが置き場所です。
急に直射日光に当てると葉が黒く傷んでしまいますので、置き場所が重要です。明るくて、風が抜ける場所に飾ってあげてください。
原産国は年中暖かい気候なので、寒さは大敵ですので、真冬は鉢の下に敷物をしたり、床から離したり、寒さ対策をしてあげてください。
胡蝶蘭の育て方についてもご相談いただけます
ハナテラスでは胡蝶蘭の他、観葉植物の育て方についてもご相談いただけます。
せっかくいただいたお祝いを長く楽しみたいお届け先のお客様もお気軽にご連絡ください。
ハナテラスカスタマーサポート 0120-973-590(平日:9時~18時)
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